2007年09月24日

東京ゲームショウ最終日

東京ゲームショウ最終日に行ってきました。
ゲームソフトの業界団体CESAだけでなく、共催の日経BP(特に今後別媒体に移る予定のデジタルARENA部門)が力をいれている催事です。

知人とともに、えっちらおっちら京葉線に乗って幕張までたどりつき、ゴーストタウンを横目に会場へ。

受け付けで1人1200円を払いながら、仕事の関係がなくもないんだから、入場券くらいなんとかならんもんかな、などとクヨクヨ。それでもゲーム業界の最新の動向を肌で感じる貴重な体験ができるからと、がまんして入場。

今回は特に、昇り龍の勢いとなっているWiiやニンテンドーDS関連の情報に興味しんしんだったのですが、任天堂の出展がなくがっかり。ソニーやマイクロソフトは昨年に続き力が入ってましたが、「王様不在」の会場は、どこかものさびしい。ゲームソフト会社がWiiやニンテンドーDS向けタイトルを出してはいましたが…肝心のハードメーカーが出ないのは、ものたりないですね。

そういえば任天堂については毎年、あてが外れているなと思ったら、あの会社がゲームショウに出展しないのは伝統なんですね。

東京ゲームショウ、今年も任天堂は出展せず
http://hisakazu.exblog.jp/1030742/

とほほ。ちょっと時代遅れなような。かつてはスクウェア・エニックスなど、ゲームソフト会社が牽引していたゲーム業界も、いまやハードメーカーが中心となっているのですから…任天堂も出ないとかっこがつかない気がします。

さて、大手3社のハードの一角、マイクロソフトの「Xbox 360」はだいぶ遊べるゲームソフトが増え、魅力的なコンテンツも見受けられました。分けても制作中の「ロストオデッセイ」は要チェックです。
スクウェア・エニックスの看板作品「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズを手がけたクリエイターの坂口博信が指揮をとり、マンガ家の井上雄彦や小説家の重松清など、知る人ぞ知る人材を掻き集めて、カネに糸目をつけず、がんばっているようです。使われているCG技術やゲームシステムは抜群とまではいえませんが、こうした人材の下支えがあって、雰囲気はよいです。

またマイクロソフトが自ら資金を出して制作をおし進めており、日本におけるXbox 360の看板作品を狙っているフシがあります。FFや「ドラゴンクエスト(DQ)」など、RPGと呼ばれるジャンルのファンを取り込みたいのでしょう。FFやDQは数年前までゲーム好きなら知らぬものはないという人気作で、おかげで日本には今でもRPGというジャンルに多くのファンが居ます。欧米でもコアな層には好かれています。

ただ、これまで米国製のゲームソフトを中心に世界規模で戦略を展開してきたXbox 360が、欧米では大ヒットまではおぼつかないRPGに力を入れるのは一種の賭けでしょう。
日本市場では現在、Xbox 360は死に態ですが、マイクロソフトは諦めていないどころか、やる気まんまんのようです。いやー、カネがうなるほど有るってのはすごいですね。普通ならもう撤退、という状況でもまだ力押しにひた押しできるんですから。

一方ソニーのハード「Play Station3」も、半ば強引にゲームソフトを増やしているようです。RPGの注目作は「白騎士物語」。一見するとDQやFFとは雰囲気が違いますが、スクウェア・エニックスの下請けとしてDQの開発に携わるレベルファイブという会社が制作しているようで、それなりにRPGファンの好みをおさえた仕上がりになるのではないでしょうか。展示規模はあまり大きくありませんでしたが、期待したいです。

さて、Play Station3はご存知の通り美麗な映像を売りとしたハードですから、RPGよりもむしろ動きの激しくて派手なアクションゲームが主役になります。実際アクションゲームは色々出ていましたが、全体に旧ハードPlay Station2向けゲームソフトの焼き直しが多く、映像は以前より美麗になっていても、インパクトに欠ける、というのが正直な感想です。

ゲームシステムの斬新さや、面白さとなると、やはりニンテンドーDSや携帯電話などモバイル端末向けのゲームが一番でした。モバイル端末は映像美などに限界がある分、センスオブワンダーでの勝負となります。
旧来のゲームをもとにしていても、無線通信などを生かした新しい要素が入っていて、遊んでみたい、と思わせるタイトルがたくさんありました。

携帯電話3社でみると、プラットフォームが整っているNTTドコモが一番勢いがあります。NTTドコモは東京ゲームショウに特別協賛するなど、以前からゲームを重要なコンテンツとして捉え、多くの費用をかけてきています。
もちろんKDDIやソフトバンクモバイルも追いつこうと必死です。高速携帯電話インターネットによる対戦機能を組み込んだ「ボンバーマン」(往年の人気対戦ゲーム)など、興味ぶかいタイトルを見かけました。

今年は3連休ということもあって、会場は家族連れなどでごった返していましたが、各社のブースではそれなりにゲームの試遊台も利用でき、色々見聞を広めることができて、有意義でした。

次は10月のCEATECに行くつもりです。
posted by クリッパー at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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