2007年05月02日

個人情報の紛失

三菱UFJ証券がまた個人情報を紛失したそうですが。
http://www.sc.mufg.jp/company/inform/info20070501.html
氏名や住所だけでなく、勤務先や資産状況、投資先まで。

なんかだんだんマヒしてきますね。
個人情報保護法の施行以来、MUFG全体でどのくらいの個人情報の紛失や流失があったか数えてみると…えーとちょっと十指にあまりますね。

過去の記事を検索したら、三菱UFJ証券が2005年10月に顧客3152人分の口座番号やパスワードを本人と異なる宛先に送付した話とか出てきました。うーん。生硬な文章だなぁ。じゃなくて。

それでも「なくしました」と公表するようになっただけマシといえばマシかもしれません。

Yahoo!ニュースにはこんなコーナーまで出来てました。
「個人情報の流出」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/customer_information/
ははは。

罰則のゆるい個人情報保護法が、けん制の機能を果たしていないのでは、という意見もありますが、そのあたりも色々難しいようで。

「過剰反応を加速? 個人情報保護法の改正案」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060226/230678/

勧告、命令と段階を踏んで、30万円以下の罰金または6カ月以下の懲役というのは、慎重な罰則規定ですよね。
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/houritsu/index.html

でも、あまり厳しい罰則というのも、賛成できません。
最近話題の「過剰反応」というのも、無視できない問題ですし。

元々、個人情報保護法はあまりいい印象のない法律だったのですが、しかし考えてみると、やはり必要な法律ですし、素人の頭で考えれば考えるほど難しいですね。

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2007年04月04日

「WAON」の第一報にみるメディア格差

と書くと、きどったブロガーっぽいでしょうか?

イオンが電子マネー「WAON」を発表しました。また相互利用のためのシステム開発がめんどうに…とは、ひとごとながら。

4月3日付けで朝日など5大紙(や日経BP ITproなど)が第一報を出したのに対し、Impress Watch やITmedia、CNETなどのネットメディアはフォローできておりません。

イオンはプレスリリースは公開せず、記者会見かメールかで情報を流したのでしょう。

よりによってIT系の話題でおくれをとるなんて少々なさけない。少なくともネット上では互角と思っていても、随所で差は出るものです。公開プレスリリース以外のソースへの対応力で負けましたね。

米国じゃリークを受けてすぐエントリにする著名ブロガーや、有力フォーラムへの投稿を伝聞で速報するメディアがあったりしますが。

日本では、たとえばマニアックなコミュニティで話題にあがっても、それをすばやく拾い上げる体質が、ネットメディアに欠けている気がします。リークとかコネにからむものは、どのていど努力してるんでしょうね。
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2007年04月01日

Microsoftのバヌアツ法人に就職します。

このブログをごらんになっている知人のみなさまには、突然のおしらせで大変申し訳ないのですが、4月1日付けをもってMicrosoft Vanuatu .Ltdに就職いたします。

HeadQuarter Officeは当面、代々木ですので、現在の業務には支障がありません。

今後は「.vu」ドメインを活用したVista User向けのネットサービス提供に取り組むほか、ポートビラ市の公共機関に対するOfficeシリーズの押し売り、Linuxユーザーの摘発と排除、「メイリオ」をベースにした美しく機能的なビシュラマ語フォント開発などを推進いたします。

旅行情報サイトやブログなどによるとバヌアツはニューヘブリデス諸島時代から海の美しさで知られ、ダイビングのメッカだそうですが、わたくしはカナヅチなうえ熱帯魚や珊瑚はWindows製品を買わないそうなので水面下での活動は見送らせていただきます。

南の島に行きたいなぁ…。


こんばんわ。この記事はエイプリルフールの嘘でした。
マイクロソフトにバヌアツ法人はありません。もちろん現地でMS製品は使われていますが。

政情が必ずしも安定しているとはいえない土地ですが、海の美しさはすばらしいものだそうです。いつか行ってみたいというのは本音です。
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2007年03月31日

Intelが中国にファブ建設

3月26日付けですが…

インテル社が300mmウエハー工場を中国に建設、投資額は25億米ドル
http://www.eetimes.jp/contents/200703/16103_1_20070326171431.cfm
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070327/266410/
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2007/070326.htm

ぼんやりしてて見逃していました。
おー。色々言われていた米国政府の反対はかわしたんでしょうかね。あとからやっぱりだめ、なんて話にならないといいんですが。
CPUではなくチップセットの製造施設。
立地は中国が沿海地域に続いて開発に力を入れる東北部。
大連市はますますハイテク都市になっていきそうですね。

ふーむ。
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2007年03月30日

「Gmail」日本語版で外部メールを受信可能


「Gmail」日本語版、外部のPOPメールアカウントを受信できる機能追加
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/03/29/15235.html

Impress Watchのよいところは、プレスリリースや解説ページへのリンクが詳しく載ってるところですね。記事のスタンスや、媒体としての自分たちの位置付けにしっかりした自信を持ってるんじゃないでしょうか。

まぁそれはそうと、外部メールをGmailで受信できるようです。
便利ですね。もちろんエキサイトメールなどは随分前からできますが…Gmailでできると、なぜかとてもすごいことのような気がします。
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2007年03月22日

百度(Baidu)日本語版が開始

中国検索大手の百度がいよいよ日本語版をリリースです。
百度が日本語検索サービスを開始--その実力とは?

使ってみたところ、記事にある通りGoogleやYahoo!とはかなり違う結果が得られました。嬉しいですね。

韓国のNaverが進出して、向うのビジネスモデルが日本で成功せず撤退しましたが(キャッシュ機能が便利だったのに…)、新たなアジアからの挑戦者は成功するでしょうか?日本は市場のパイが大きいので、うまくいけば世界への足がかりになるでしょう。

私の学生時代に、複数の検索エンジンを一度に検索して、結果を統合するMETA検索エンジン(Yahoogleのはしりのようなもの)が日米ではやりましたが、各社がGoogleエンジンを採用するにあたって意味を薄れさせていました。
今後、また隆盛するでしょうか?
posted by クリッパー at 22:54| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

みずほ、シティによる日興CGのTOBに応募?

みずほ、日興TOB応諾へ、5%保有の大株主
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007031501000968.html

おっと…。するとシティによる日興CG買収を阻む流れ…という訳ではないんですね。これまた意外な展開です。

明日にはみずほコーポレート銀行から「正式決定したものではない」とのリリースが出そうな感じですが…。

うーん。金融庁は黙認?
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2007年03月15日

鉄道系ICカードについて

以前に「Suica、ICOCA、TOICA」として触れた鉄道系ICカードの話ですが、コメントをいただいたので、また少し検索してみました。

すぐに詳しいまとめが見つかったので貼り付けておきます。
http://www.fujii7.info/toki-exp/suica/iccard.html
http://www.mlit.go.jp/tetudo/iccard.htm

完全に網羅してるかどうかは分りませんが、こうしてみると、モータリゼーションに伴う顧客減少に悩む地方の民鉄が、意外に積極的ですね。ちょうど日経ビジネスにもIruCaの話が載ってましたが、それほど体力が強い訳でもなさそうな企業がけっこう一生懸命導入を進めているのは驚きです。
やはり自治体や国の支援あればこそでしょうけれど。

ほかにもバス会社が、独自のICカードを導入している例もあります。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/sesaku/koukyo/iccard/iccard.htm

しかし、このように乱立すると磁気カードとあまり変わりがなく、ありがたみも薄いですね。
ICカードへの移行を期に、規格統一と共通利用を促進する、という主旨が通ってこそ顧客の利便性も事業者の収益への寄与も見込める気がしますが。

また、警察や官公庁としては、ICカードを通じて容易に国民を監視、追跡できるようにしたい意向があると思います。企業にとっても消費者の行動履歴をすべて記録、把握し、マーケティングに利用したいはず。

そうした目的を成し遂げるにも、バラバラ状態のICカード・システムについては、統合管理の枠組を官民連携できっちりと決めておかなくてはいけないのではないでしょうか。
住基カードのときのような国民の反発をおそれて、水面下で進めている…というならともかく、そもそも一貫した計画がないのではないかと疑いたくなります。

PASMOとSuiCaの連携だけでも随分と問題があるようですしねぇ。これが3システム、4システム間の連携ということになればどうなることやら…。がんばってほしいです。

将来的には航空会社や客船会社とも連携し、韓国、台湾、香港、シンガポールなどの交通機関とも共通利用が進む…なんて未来も想像してるんですが、ヘヘヘ。それはちょっと飛躍しすぎかな。
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2007年03月12日

東証、日興CGの上場維持

ちょっと意外な結末。

http://www.tse.or.jp/news/200703/070312_b.html
http://www.tse.or.jp/news/200703/070312_c.html
http://www.tse.or.jp/news/200703/070312_d.html

おおづかみにいって「軽い粉飾決算だから上場維持」ということですね…。

企業の不正会計が幾つも明るみに出て、疑わしきは罰せよといった報道さえ起こり、東証も厳しい態度をとると述べていましたが…ま、日本経済の要を握る人々の判断は、私のような凡夫には図り難いというか。

東証が日興CG株を上場維持、クロとは判断し切れず」と報じられております。驚くほど抽象的な質疑応答が多いですね。ロイターも少し省略しすぎでは…それとも、本当に「政界や金融庁から圧力はあったか」といったアバウトな問いかけをしたんでしょうか。

これからマスメディアが穏当な報道を続け、海外のアナリストが好意的な分析をしたとしても、日興CGがこのまま市場に留まるとなると、びみょうな空気がただようのは否めない気がします。

無難な落としどころとしては、

(1)シティのTOBが成立し、少数特定者持株数が75%を超え、日興CGがいわば自然な流れで上場廃止になる。
(2)シティのTOBが不発に終わったあと、みずほが助け船を出して同じような流れを作り、上場廃止にする。

なんてのが考えられますが。
うーん。無難でもないか。
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2007年03月09日

個人製作Flashアニメが劇場公開

こんなんあり?個人製作のFlashアニメ「鷹の爪」が堂々と全国スクリーンに!
http://news.livedoor.com/article/detail/3066408/
http://cinematoday.jp/page/N0010133
だそうです。

でもFROGMANのアニメ、絵柄があんまり好きじゃないんですよね…。
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2007年03月06日

カリヨン証券についてのメモ

仏系カリヨン証券のネガティブ・レポートについては、色々憶測が飛び交ってます。同社が2006年6月に空売り規制違反で行政処分を食らったせいか、ブログやBBSではレポート発表前に空売りをかけていたのでは、あるいは顧客の空売りを助けるつもりで…との根拠のない揶揄を目にしました。

レポートの内容についても、カリヨン側が必要に迫られ、ソフトバンクの目に付く不安材料を手早にまとめて出した観があるとかないとか。どうなんでしょう。

FT紙が深い考えあってレポートをネタにしたかどうかはよく分りません。

ただソフトバンクは爆弾を幾つも抱えた財務状態ですから…やばいと言われれば信じられるような…。

株取引の世界は奇々怪々です…。

http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/syouken/20060627-1.html
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2007年03月03日

GoogleはEvilへ堕落しつつあるのでは?

CNET Japan Blogの「グーグルに苦情を言ったら逆に脅された--あるサイト運営者の話」を読んでいて思い出した話です。

Googleの検索精度はYahoo!より落ちている、というのが私の感覚です。特に、米国版や動画検索などでその傾向が顕著だと思います。

かつてIT業界で、MSに対する感情的評価が無条件のBoo!だったように、今Googleに対する感情的評価は無条件のCool!です。しかし、すでにGoogleがMSと同じく寡占の地位に登りつつあることを考えれば、もうちょっとGoogleに警戒心を持った方がいいのではないでしょうか。

というとIT業界の知り合いは、ほとんどが鼻で笑いますが。

なるほど検索精度については、私の意見は主観に基づくものですし、Yahoogle!でも使えばそれで済む話です。(個人的にはGoogleが検索技術の向上に怠慢になってきているのは、堕落の兆候だと思っていますが)

しかしどうしても納得できないのは、Googleの情報検閲です。
グーグル八分とも言いますが、好きな言葉ではありません。

ともかく、順を追って話しましょう。
これは中国ではなく、日本でのできごとです。

日経メディカルオンラインに以前、「病院前で患者が抗議の焼身自殺、6年におよぶ医療訴訟の果ての決断」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200612/502081.html
という記事が載りました。

その自殺者の遺族が運営している告発サイトがあります。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/medical/

このサイト、Yahoo!で「筑波メディカルセンター 医療過誤」とクエリを打ち込むとトップにあがりますが、Googleではどう検索しても見つかりません。

それもそのはず、実はGoogleが筑波メディカルセンター病院からの要請を受けて、検索インデックスからサイトのURLを削除しているのです。
検索結果を一番下まで見れば「Google宛に送られた法律に関するリクエストに応じて、検索結果のうち 1 件を削除しました。必要に応じて、ChillingEffects.org(*) で削除が発生したことに至った苦情を確認できます。」という表記が見つかると思います。

法律によるものか…なら仕方ない…とお思いになりますか?

でも待って下さい。医療過誤の問題については、まだ被害者と病院は係争中で、決着はついていません。
サイトでの告発だって裁判所は違法だと言っていないのです。Googleは自分が訴訟に巻き込まれるリスクを避けるために、病院だけの一方的主張を受け入れて、告発を封じ込めたのです。

今のネットでは検索エンジンにひっかからないサイトは、存在しないも同然です。
病院や企業、官公庁にとって都合の悪い情報を「訴訟するぞ」と脅して検索インデックスから削り取らせれば、ネットの言論はどうなってしまうでしょう。少なくとも立場の弱い個人の運営する告発サイトは非常に不利になります。

じつは病院側はYahoo!にも削除依頼をしています。Yahoo!も色々問題はありますが、少なくとも、このケースについては、Googleより公正な態度をとりました。

検索エンジンの事業としての位置付けや、プロバイダ制限責任法などの問題もからみ、簡単に答えは出ません。

しかしそれを差し引いても、GoogleはいまやNot Evilであることにあまり熱心でなくなっているように思えます。

もちろんブリンなら、絶対にこうしたことを許さなかったでしょうし、日本法人はあくまで、日本人が日本的価値観で意思決定している点も考えなくてはならないでしょう。でも国際展開の拡大による弊害を止められないのも、米国本社に問題があるのではないでしょうか。いわゆる、企業統治の不足といった印象を受けます。




参考書籍:グーグル八分とは何か
http://www.9-ten.co.jp/bookdata/1469.php
書き手に色々問題があり、文章としてはヒドいですが、掲載している事実(fact)については一読の価値があります。

*ChillingEffects.org(萎縮効果情報センター)は、米国の電子フロンティア財団が開設したサイト。
法や権力などの濫用によるインターネット上の言論統制に対抗するため、その事例の収集を行っています。
グーグルは中国での事業存続のため、現地政府の指導に基づく情報検閲を受け容れざるを得なくなった2004年から、いわば「釈明」としてこのサイトへのリンクを表示させ始めました。
posted by クリッパー at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

懇親会など。

本日は、仕事先の社長にお連れいただき、同業の集まる懇親会へお邪魔を…というといかにもソレっぽいですが。某社の懇親会へ行ってまいりました。
楽しく時を過ごさせていただきました。私は、意地きたなく食べてばかりでしたが。無国籍とはいえ、タイ料理っぽいのがよかったです。今タイ料理は空前のブームですね。杉並だけで何軒あることか。

色々、先達のお話もうかがえ、大変勉強になりました。活気があって、熱くてのぼせてしまいそうでした。(お店がせまかったせい?)

最後のZiddyちゃん登場に、社長は大受け。私も生Ziddyちゃんが拝めるとは思っていなかったので、大興奮でした…いやほんとに。

その社長のお話で、Ziddyちゃんの自然な人気に比べて、ライブドアのFlashアニメ「やわらか戦車」ってどうよ?みたいな話がチラっとでてきましたので、思い出したのが、最近のFlashを取り巻く環境です。

ここから脱線します。

ベクターデータを使った軽量さと操作性が受けて日本でも広まったFlashですが、開発環境を作っているMacromediaが重たい(失敬)Adobeに買われて、ファンとしてはちょっと不安な日々が続いてます。海外ではFlash互換の開発環境も出てますが、国内ではいまいち普及も進んでませんし…。

それも仕方ないかもしれません。中国では爆発的な成長を遂げ、米国では成熟した作品が登場する一方、なにごとにもゆっくりな日本のIT業界では、マイナーな文化しか育たず、クリエイターの自己表現手段としても、ややお高い印象がぬぐいきれません。

ちょっと前にコアな人気を博したキャットマンなんかは少しは知られていたりもするようですが、やわらか戦車については、なにそれ?みたいな状況なのに、ライブドアの売り込みは空回りぎみですね。

もっとも当時はUSENやヤフー、楽天などが次々と動画サイトを拡大し、正攻法ではとても太刀打ちできないライブドアはUGCに注目したいきさつがあります。(そのあとYouTubeが来て、なにもかもがひっくり返ってしまうのですが)

ライブドアが掘り出してきた、やわらか戦車の作者はラレコ。在野のFlashアニメーターの中では以前から名の知られた人でした。

「ウェブテント」
http://www.geocities.jp/jugongordie/
看板作品の「くわがたツマミ」については、ライブドアではなくサクセスという会社が入って、ソフトバンクモバイルやKDDIへのコンテンツ配信が始まっています。
携帯電話向けではJavaに対抗する業務用アプリとしての可能性も示唆されているFlashですが、やはり基本はエンタメ。アジア諸国に続き、日本でもモバゲータウンで携帯向けFlashコンテンツの人気に火がつきそうなので、時流に乗れるといいですが…ううん。

さて、日本ではマイナーとはいえ、2ちゃんねるなんかではFlashコンテンツでお祭りをしますし、ネットランナーもネタに困ると特集を組むし、それなりに面白いものもあります。
実際、軽く挙げるだけで、100や200はくだらないので、ここでは、さわり、というか私のお気に入りだけ紹介します。

EYEMAZE
http://www.eyezmaze.com/index_jp.html
Flashゲームを置いているサイト。ファンタジックで、ユーモラスで、独特な遊びのある作品が楽しめます。ゲームといっても、ボタンの早押しするようなものばかりではなくて、ちょっとしたパズルというか、Flashを使った楽しいアニメ表現を見物するためのものも沢山あります。ご本人が子育て中とかで、子供も楽しめるような内容になってます。

甲鉄傳紀
http://iyasakado.com/steel/index.htm
こちらはオタッキーで、ガンダムなんかが好きなオトナ向け?のサイト。レトロな日本の町並みを思わせる通りを、マメ戦車が縦横無尽に動き回るヘンテコ作品「ウシガエル」がお勧めです。

ほかにもたくさんあるのですが、どのサイトもお金には無縁の、趣味に走ったものが多いです。

数年前、新海誠が表舞台に登場したとき、一人でアニメを完成させることができる時代が到来し、これからはUGCが花盛りになるとも言われましたが、こういうオタッキーなものをビジネスに育て、世に問える社会ではないのが現状です。

それでも音楽、漫画、アニメ、ゲームなど、様々な分野でネット発の創作とビジネスを両立しようという試みは続いていますし、なにもライブドアでなくとも、ばくちかたぎのベンチャー企業が、大手が避けて通る「儲からないコンテンツ制作のレイヤー」から、砂金を掬いあげようと飛び込んでくるのではないでしょうか。

これから、日本がアジア諸国に伍してコンテンツ産業を伸ばしていくためには、草の根からクリエイターたちが育っていく環境が必要ですので、期待したいと思っています。
posted by クリッパー at 02:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

nikkei BPnetのシステム問題

はてなブックマークのユーザーとして言わせてもらえば、
nikkei BPnetの記事掲載システムにはちょっと問題があります。

具体的には次の通り

BPnetでは一部の新着記事について
http://www.nikkeibp.co.jp/news/flash/....
というURLで公開し、トップページからリンクを張ります。

また同内容の記事を
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q1/...
といったURLでも公開します。

前者のURLの記事は短期間で削除するため、「パーマネントリンク」は後者なのですが、はてなブックマークのユーザーは、前者のURLで登録することが多い。

当然、はてなブックマークで登録したnikkei BPnetの記事を閲覧しようとするとリンク切れ、ということがままあります。
CNET Japanなどの媒体では起こらない問題です。(長期的にはもちろん、記事が削除される可能性はあります)。

これは単にはてなブックマークやlivedoorクリップ、Buzzurlといったソーシャルブックマーク経由でのPV獲得の機会を失っているだけでなく、ブログなどCGM全般からのアクセスを妨げているのではないでしょうか。

「仕様です」と言われればそれまでなのですが…ぜひnikkei BPnetにもURI対応を期待したいです。


追記
posted by クリッパー at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

ライブドアが自前の報道部門を閉鎖

かつてライブドアのネットメディア部門の責任者がガ島通信のインタビューに答えて「普通にポータルサイトのビジネスを考えるとコンテンツ制作のレイヤーに踏み込むのは難しい」、要するに儲からない、といってましたが、結局閉鎖です。

独自メディアを目指した堀江元社長の路線を受け継ぐライブドアにとっては、損になると分っていても最後まで続けたかった部門でしょう。ただ、ヤフーをはじめどのポータルも自前の記者陣を抱えてはいませんし、ライブドアだからと意地をはれる財政状態でもありませんから、いたし方ことです。

またライブドアの既存メディアへの挑戦に反感を持っていた側からすると、大いに溜飲を下げることではあります。

ちなみに、PJニュースは別法人化しています。ライブドアの自社報道部門が廃止されても、独自メディアへの展望は残せると考えているかもしれません。
もっとも記事の雰囲気からすると、ライブドアの社内記者は大手メディア(新聞系)で訓練を受けたらしい感じがしますが、PJは個人ブロガーと変わりありません。

ライブドア以外のネットメディアに売り込むのは、ちょっと難しい感じ。J-CASTニュースも似た雰囲気ですが、あれはあれで週刊誌系のツボを抑えてるのか、うけはいいようです。

色々考えてしまいましたが、ま、いっか。
読者がCGMを求めてるんだし!とオチをつけます。
あ、CGMは…やっぱり困るなぁ…。
posted by クリッパー at 01:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

健康保険

備忘録をかねて。

かかりつけの東京衛生病院が、日曜診療というのをやっていまして、今さっき行ってきました。時間外診療にならないのが助かります。

新しい先生は呼吸器が専門だとかで、熱心に診てもらったんですが、数カ月おきに薬だけもらいに行くような、おざなりな通院はいけないと説教されて、気管支拡張剤は心臓に負担がかかるからとか、色々おどされました。

とはいえ、最近はいいかげんな医師が多いので、熱心な若い先生というのは、ありがたいです。衛生病院はいい病院だと思います。医師の腕は…ちょっと疑問があるときもありますが、患者をそりゃくに扱わないのがホッとします。

ただ、健康保険証を忘れてしまって、6000円を実費…。薬は保険を使って1万円なので、保険なしだと3万ちょい…買えませんでした…あわわ…もう扶養家族から外れるので、保険を切り替える前に見つけて清算しないと。




話はまったく変わりますが、東北大とNECが盗聴に強い音声通信というリリースを出していましたね。

この「秘密分散共有」という手法は、Winnyと並んで悪名高い国産ファイル交換ソフトShareで実現されている「拡散アップロード」と同様の発想です。
NECと東北大が、秘密分散共有の有効性を喧伝すると、ちょっと皮肉な感じがします。
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2007年01月24日

BPnet×mixi続報

mixiはIT Proの記事もじかに流してますね。BPnet内のコンテンツという位置付けかな。そうするとBPnetのストレートニュースが出る可能性はまずないかも。
BPnetのコラムと、ITproの解説記事、デジタルARENAのガジェットものなんかがよく出そうな感じ…。

はてブなんかで見ると、BPnetでも、調査ものはまれに(題名次第で)興味を惹くようですが、mixiはまた少しユーザー層が違う気もします。

しかし、読売新聞が出した、著作権関連の裁判に関する記事
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070123i401.htm
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=148234&media_id=20
なんかを見ると、だいたい似たようなコメントが並んでますね。

JASRACのような社会的地位が高くて力の強い団体に、批判めいたことを言える場って、こういうCGM以外あまりないので、似てくるのも仕方ないかもしれませんが。

脱線脱線。
ちなみに、mixiモバイルでニュースを見たいという機能要望は、複数あがってますが、現時点で50ユーザー以上の支持を得ているものは皆無。
機能要望を出すユーザーにもそれなりのクセがあるでしょうし、実装されればされたで便利に思う人もあるでしょうが、どうしても欲しいという意見は少ない様子。

mixiの中心はあくまでPCで、Mobileは補完機能、という印象です。
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2007年01月23日

gooニュースでFTの翻訳が読める


驚きももの木…しかも中々活きのよい訳
http://news.goo.ne.jp/article/ft/

いや、衆知の事実かもしれないけど、私は知りませんでしたので。
日経ビジネスに載ってたライブドア、経団連、安倍内閣の三題噺も読めます。翻訳を読み比べてしまった。
http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20061228-01.html

いや、ポータルはどこもコンテンツに力を入れてますね。
posted by クリッパー at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

nikkei BPnetがmixiに記事提供を開始

してました。mixiユーザーなら新着情報のおしらせから確認できます。

…記事配信にどのていど収益性があるのか分りませんが、いつだって新市場を開拓する必要はありますからね。

mixiだって必ずしも若者だけが利用している訳ではありませんし。nikkei BPnetの記事が呼び水になって、BPonlineやITproに新しい読者を誘導できるなら、nikkei BPnetの存在意義も高まります!…mixiニュースはうっとうしいので閉じていましたが、これからはちゃんと目を通そう。追記
posted by クリッパー at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

メディア・パブにユーウツな記事

メディア・パブにまたユーウツな記事が出ています。

PR Newswire,ソーシャルメディアを意識したプレスリリース配信へ」だとか。

いよいよ米国のブロガーたちのあいだでは、ニュースリリースから直接エントリーを書き起こし、読者もソースとしてリリースに目を通すという体制が整いつつあるようです。

現在は、記者クラブへの投げ込みから、公衆に向けたネットでのリリース配信へ移行する、いわば過渡期にあたり、だからこそのスキマ商売が成立しえたのですが、時勢には抗し難し、仲介業者は不要になりつつあるようです。

まぁまだ海の向こうの話ですが。こういう時は、国内のネット事情の遅れっぷりがありがたくもあり(苦笑)。やがて日本企業も追随し、さらに警察や議会まで(すでに兆候はありますが)ネットでの広報に力を入れ始めたら、仲介業者の存在意義は益々…。実際、リリースをまとめる側が、真のニュースライターということになるかもしれません。

考えてみると、公衆へのリリース配信で、思いどおりのニュースを書かせられるなら、なにも記者クラブに固執する必要はないわけで、官公庁がいつそれに気付くかが、今後、ニュースメディアの運命を左右しそうですね。

様々な情報をマージする解説記事の世界では、すでにブログがニュースメディアを追い抜いた観がありますが、ストレートニュースの世界も同じ運命でしょうか。あとはソーシャルブックマークなり、ニュースアグリゲータなり、ポータルサイトなりがそれらを整理して表示すればいいだけですし。
必要ならフリーペーパーなどの紙媒体に落とす仕組みもできつつありますし。

あーWeb2.0って…困るなぁ…そういうわけで、まだまだWeb1.0が主流なモバイルに、(その場しのぎにせよ)ニュースメディアの明日があると思いたいです。

以上、今夜はブチブチとりとめのないグチでした。追記
posted by クリッパー at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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