2007年01月16日

不二家の洋菓子工場問題

溺れる犬は叩く、というのがメディアのならわしですが、

雪印と違って、まだ中毒者が出てはいない状況ですから、少々過熱ぎみの報道のような気もします…消費者に身近な話題だから興味も惹くでしょうが…って、私が言えた義理ではないですけれど。

松岡農水相が、ほっとしたような顔をして見えるのは、げすの勘繰りというものでしょうね。
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2007年01月05日

Suica、ICOCA、TOICA

この正月にふらふらと日本中をめぐってきました。
趣味の歴史関連の収穫も多かったのですが、ビジネスニュースのコヤシになりそうな見聞も多少はいたしました。

ひとつは、JR系ICカード乗車券のことです。
関東圏(JR東日本)のSuica、関西圏(JR西日本)のICOCAに次いで、2006年11月から中部圏(JR東海)のTOICAの運用も始まりました…が…これにちょっと問題があるようです。

というのも、元々名古屋を中心とする中部圏は、JRよりも名鉄などの私鉄の方が市民の足として使われています。JR東海が利点を生かすとすれば、当然、東海道新幹線などを介した、ほかのJR系列会社との相互利用が考えられるでしょうが、それがまったくできていない。新幹線にも乗れないし、SuicaやICOCAの駅でも利用できません。

私が宿を借りた愛知の友人も、TOICAの存在なんてぜんぜん知りませんでした。彼はいつも東京で雑誌編集者をやってるので、うといのかもしれませんが。

出張であちこち飛び回る叔父に聞いたところ、さすがに知っていましたが「あんなの役に立たない。JR東海はドル箱の東海道新幹線を抑えてるから、なにごとにつけても鈍いんだよ…同じ国鉄系なんだから、もうちょっと工夫してくれてもいいのに」とのこと。ごもっともです。

また、
SuicaはPASMO(パスネット系)
ICOCAはPiTaPa(スルっとKANSAI系)
とそれぞれ、私鉄共通ICカード乗車券との相互利用が決まっていますが、TOICAはなにもなし。
名古屋にも市営地下鉄と名鉄を共通利用できる、ユリカ/トランパス・システムがあるのですが、あまりメジャーでないうえ、IC化の予定も聞きません。

青春18切符を旅していると、JRのローカル線が年を追うごとに衰退していくのが分り、どんどんクルマ社会に移行しているのを肌で感じるわけですが。
しかし、落ち目とはいえ、JR東海にも舵のとりようはあるわけで、こういう、とりあえず、ヨソが導入してるからウチも、というやり方はよくないように思えます。
クルマの免許がなくて、鉄道びいきだから言うわけではありませんが、公共交通機関を必要としている人は高齢者を中心に沢山いるし、もう少しがんばってもらいたいものです。
JR九州やJR北海道の手前、悪しき前例を作らないで欲しい…と願います。
追記
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2006年12月27日

今年の総括

企業は明暗がわかれましたが、我が国の基幹となる製造業では堅調に利益を上げているところも多いですね。
ただ、従業員の待遇は全般に悪くなっています。かつては「先進国並み」が目標でしたが、今は「途上国並み」へと努力中といったところでしょうか。

もっとも、若者の失業率はようやく欧米並みといったところで、これに伴うレイシズムの勃興もまだまだ。経団連が求める外国人労働者の受け入れ拡大については、微妙な線にあるように思います。

一方、世界の工場としての地位を不動のものとした中国では、社会矛盾が、諸外国におおいかくせないほど大きくなっりました。特に「公害(企業害)」は悲惨です。日本語メディアはあまり大々的に報じませんが。それには日本を含む外資がかかわっている面も大きいので当然かもしれません。

かつてFour Dragonsと称えられた東アジア4地域のうち、
韓国、台湾、香港では製造業の成熟を感じました。特に、携帯電話端末に関しては、独自規格を重視し、事実上「鎖国」している日本をさし置いて、大きく成長しています。もっとも失業や中国への生産移転などについては、日本と同じ問題を抱えているようです。

竜の最後の一頭、村上ファンドが活路を求めたシンガポールは金融ハブとして東アジアの中心になろうとしています。これは国策ですが、成功するでしょうか?少なくとも無策の日本よりは順調のようです。

それから日経ビジネスでもブラジルの隆盛が取り上げられていましたが、米国が中東と中央アジアの資源確保に注力しているあいだ、一時は「米国の裏庭」と呼ばれた中南米諸国では貧民層が支持する左派政権が多数打ち立てられました。北側とのFTAの流れとはどう関係してくるのでしょう?

ロシアは前年に続き、エネルギー資源の高騰を背景に大きく経済が盛り返しました。
しかし、実質国営のガスプロムがサハリンIIの開発で、外資から事業の主導権を強引に取得したりと、プーチン政権とつながりのある会社による強権的な態度が目立ちました。日本の漁船への銃撃もそうですが、ロシア国内でも政権に批判的な著名ジャーナリストが暗殺されたりと、「こわい国」というイメージを抱かざるを得ませんでした。

BRICsのうち、よく分らなかったのがインドです。
自民党の総裁選でも麻生太郎外相がインド重視の発言をしていましたが、日本語メディアの関心がイマイチなのか、あまり情報が入ってきません。
便りがないのはよい便り、ということなのでしょうか。
国内IT企業でも、インド拠点の開設や、インド企業との提携話は少なかったように思います。インドのアドバンテージである「英語人口の多さ」が日本にとってはあまりメリットにならないということでしょうか。

それから北朝鮮の核実験報道には驚きましたが、日本経済への影響はほとんどありませんでしたね。両国のつながりの薄さを再確認しました。

来年の話をすると鬼が笑うといいますが、
原油価格が60ドル台に高止まり(高止まりだと思いたい)している状況が続くと、日本は全体に苦しくなってくると思います。いちがいに中国の増産、消費拡大のせいとも言えないようですし、素人にはよく分らないところですが、なにやら噂に聞く国際カルテルが本当あるのではと疑いたくなります。

では、よいお年を。
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2006年12月07日

代アニ倒産


「代々木アニメーション学院」を運営する代々木ライブ・アニメイションが倒産だそうですね。個人的には色々ショックです。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2239.html

代々木の独立を求める過激派 活動活発に(嘘ニュース)
http://bogusnews.seesaa.net/article/21215983.html
なんて冗談もありましたが。

JR代々木駅の存在意義がまた一つ減ったような…。

どうも、身辺がゴタゴタして中々更新ができず、
歯がゆい日々ですが。時勢はどんどん移り変わっていきますね…。
posted by クリッパー at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

バーチャルワールドはすぐそこに?

広告関連ブログ「広告会議」が掲載しているスクリーンショットで知ったのですが、米国発のバーチャルゲーム「Second Life」の日本語版がまもなく開始するようです。
http://blog.kokokukaigi.com/archives/2006/10/second_life_1.html

3Dで構築された仮想世界で、自分の分身(アバター)に第二の生活を送らせるというもの。仮想世界で、実際のお金がからんだ商取引を行えることが話題を呼んでいるようです。

最近、米メディアはSecond Lifeについて色々と煽っているようで、TechCrunchが以前にチクリと皮肉を書いていました。なんだか日本のmixi関連の報道と似ていますね。分っていても、それを追いかけずにいられないのが悲しいところです。

さて、Second Lifeですが、バーチャルワールドとうたいつつも、スクリーンショットを見た感じ、3D技術などは韓国、日本、台湾の企業が展開するMMORPGとあまり変わり映えしないようです。やはり違いは運営元のLinden Labが米国資本という点でしょうか。

現在、東アジア圏でメジャーなRPGが、必ずしも米国で人気を博しているとはいえません。おそらく雰囲気、世界観、そして価値観…などがフィットしないのではないかと思います。感覚に訴える部分の大きいゲームにとってはいずれも重要な要素です。

その点、Linden Labは米国の企業だけに、Second Lifeも現地のユーザーの勘所を抑えた作りになっているのではないでしょうか。

ただ、それだけに日本語版が成功するかどうかは微妙な気もします…。
ゲームでお金を儲けよう!というコンセプトに、日本のオンラインゲーム人口のどれ位が魅力を感じるでしょうか。

mixiなどと違って、クライアントソフトを動かすのにそれなりのマシンスペックを要求されるので、当然ユーザー層は限られてくると思います。それを取り込めるかどうかが課題ですね。
posted by クリッパー at 01:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

エイサーってどんな会社?

パソコン世界市場シェア,HP社が3年ぶりに四半期首位に
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061019/122455/

という記事を読み返していて、ふと4位の台湾エイサー(宏基)という企業ブランドが気にかかりました。私、この会社は寡聞にして知りません。高校生の時分、ディスプレイでブランドを聞いた気はするのですが…。
と思ったら、なんと「BenQ」はエイサーがディスプレイ事業を子会社化したものだったのです。
http://journal.mycom.co.jp/news/2001/12/06/18.html

ところで我が国ではBenQよりなじみが薄いエイサーブランドですが、日本法人の会社概要をみると、
http://www.acer.co.jp/ajc/ajc.html
1988年に設立とありますから、結構古い。その割にはWebサイトの文章がこなれてないですね…機械翻訳にかけたものを手直ししていないような。まぁ意味が分ればそれで十分ですが。

台湾の本社は1976年設立で、1997年にテキサス・インスツルメンツのノートPC事業を取得しています。

エイサーはデルと異なり、日本のWebサイトでは直販をしていない様子。以前は”Acer Direct”というサービスを提供していたのに、止めてしまったんですね。

直販をやっていたころの名残、「通信販売の法規(訪問販売法)に基づく表記」
http://www.acer.co.jp/direct/row.html
2002年時、ディスプレイ発売の報道
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2002/08/27/638169-000.html?geta

エイサーブランドは世界中でぐいぐいとシェアを伸ばしているので、そのうち直販も再開するかもしれません。だとするとデルもうかうかしてられないかな?

エイサーのOEM供給元はおそらく、台湾Wistron。これはエイサーのOEM事業部が独立した会社で、いまでは関連会社などを通じ携帯電話機の開発なども手広く手がけているようです。

元々米国や日本などの有名企業からノートパソコンの設計、開発、製造を請け負ってきた台湾企業が、そういった部門を切り離して、独自ブランドを確立し、ようやくOEM供給を受ける側にまで這い上がった。

とはいえ、消費者向けPC市場は主戦場のノートで値下げ圧力が強く、まったく儲からないと、某社に務める親戚が申しておりました。デルもHPもサーバ事業に軸足を移したい印象がありますし。
さてさてエイサーブランドはどこまでがんばるのか。
posted by クリッパー at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

Al JazeeraがアラブブランドNo.1に

アルジャジーラがアラブNo.1のブランドに 米フォーブス誌調査で判明
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2611596/detail?rd

アルジャジーラは元々BBC系で「欧米寄り」、リベラルな報道が多いという印象がありました。それでも戦争で民間人の犠牲者を隠しもせず映したりするので、欧米から見れば「アラブ寄り」になりますが。

今回の記事は同社の特徴を端的に表していると思います。
アラブ圏でフォーブスのWebサイトを閲覧するユーザーは、現地メディアとしてアルジャジーラを最も評価している、ということ。欧米型教育を受けた層に高い人気を誇るクオリティメディア(という言い方が許されれば)なのではないかと思います。
posted by クリッパー at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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